人と組織を作る道中

人やチームってどうすれば伸びるのか考え実践してます。

全員の360度評価結果をフルオープンにしてみた

f:id:TeamUp_nakagawa:20180807194303j:plain

少し前の話しになりますが、会社合宿に行きまして、そこで私を含めたチームメンバー全員の360度評価を、全員の前で公開する企画を実施しました。

そもそもこの企画はエンジニアメンバーから提案があったもので、私自身も皆の前で公表すべきかどうか迷いましたが、取り敢えずやってみました!

公表までのプロセス、当日の段取り

目的

【1】メンバーからのフィードバックを受けて、全員の「強み(評価されているコト)」や「改善点」を明確にする
【2】お互いが意見をフィードバックし合える文化を作る

上記2点は事前にメンバーに共有しました。

公表までの準備

  • 設問(フィードバックの項目)

メンバー:エンジニア&デザイナー向け設問9問
私:マネジャー向け設問9問

  • その他

・5点満点
・設問ごとのコメントあり(必須)
・匿名(自己評価以外、誰が誰に何点のスコアをつけたとか、どんなコメントを付けたかは、分からない)

当日の段取り

司会は私です。

結果公表は私から始めて、他メンバーのものはランダムに、という流れです。

具体的に一つひとつの設問に対して、被評価者からコメントをもらい、改善のための施策を全員でディスカッションしていきました。

お恥ずかしいですが

恥を忍び、せっかくなんで私の結果を一部公表します。

--

メンバーからのスコアの平均点/設問カテゴリ別の平均点

※“トレーニング”は“育成”という意味です。

 

f:id:TeamUp_nakagawa:20180807194434p:plain

引用:360度評価×1on1システム TeamUp[チームアップ]

  

カテゴリーに紐づく具体的な質問(評価着眼点)の自己スコアとメンバーからのスコア(一部)

※自身を課題評価している内容、過小評価している内容がそれぞれ分かるようになっています。

 

f:id:TeamUp_nakagawa:20180807194702p:plain

 

コメントの一部(自己コメントとメンバーコメント)

 

f:id:TeamUp_nakagawa:20180807194750p:plain

f:id:TeamUp_nakagawa:20180807194750p:plain

 

やってみた感想

結論、メンバーからもとても好評でした。2、3ヶ月後にもう一度やって、変化を見たい、と。

始まる前は少し緊張した雰囲気になってしまいましたが(笑)、メンバーが自身をどう見ているのかについて真正面から向き合わざる場であったため、評価が高くない設問に対して「改善のためにもっと具体的に教えてほしい!」と、いつもより踏み込んだ議論になり、改善する点や伸ばしていく点がとても明確になりました。

やってみて良かったです。

今後について

やって終わり!にだけはならないようにしないといけません。

強みや改善点が明確になったので、メンバーと話し会いながら個人目標に落とし込んで、これからも定点観測&フィードバックを受ける機会を作っていきます。

開催にあたっての注意点

まとめてみました。参考になれば嬉しいです。

  • メンバー同士の信頼関係がある

相互の信頼関係がないと、当たり障りのないスコアやコメントが散見されるようになります。つまり何を伸ばし、改善すれば良いのかが見えにくくなります。

私自身、ここには注意してチームを作ってきたので、コメントは全て建設的でしたし、結果の受け取り方も前向きでした。(そう信じている面もありますが、、)

ただ、信頼関係がないのでやらないのではなく、信頼関係を作る導線として開催するのもアリかなと思っています。

 

  • 適切な設問の内容と数

例えば回答期限を1週間とした場合、設問は10問以内、一人あたりの回答者数も5名~10程度に抑えることがポイントです。

簡単にスコアをつけるだけの回答だと話しは変わりますが、しっかりコメントを付けてもらうことを想定すると、回答者の負荷を考慮しなければなりません。

※色んな企業様の事例を見てきていますが、回答者や設問数が多すぎると回答の質が下がる傾向にあります。

振り返ってみるとメンバーとの信頼関係があり、且つ、メンバーの育成や評価に関わっている人が最適かと、個人的には思います。

今回はチーム責任者の私が担当です。スコアやコメントを見ながら、リアルタイムに「このコメントに対して実際に思い当たる節ある?」とか、「ここはこうやって改善すると良いのでは?どう思う?」というコメントやアドバイス、ディスカッションをしながら会を進めました。

何のバイアスもない全くの第三者ファシリテーターを務めるのもありですが、メンバーの特性を知っている人の方が進めやすいのでは、と思います。

終わりに

まだまだ書き足りないことありますが、長くなりそうなのでこの辺にしておきます。

360度評価の設問の作り方や、結果データの使い方・伝え方等にもし興味がありましたら、ご連絡ください。